【エアコンの選び方】下位機種の6畳・10畳・14畳の3択

まずは結論

エアコン買うなら下位機種の6畳・10畳・14畳の3択

なぜなら

  • 必要最低限の機能の下位機種で良い
  • 下位機種は安い
  • 記載の+2~4畳に相当する機能を持っている
  • 色んな機能を付けるより掃除・サーキュレーター併用が大事

ということです。

どういうことか説明していきましょう。

エアコンは優等生

様々な空調家電がありますが、実はエアコンというのは相当優れた空調家電です。

詳細は端折りますが、以下のように優れているのです。

【同じ効果を得るために必要な1時間あたりの電気代】

  冷房性能 暖房性能 除湿性能 加湿性能
エアコン 6円

7円

3円


(うるる加湿21円)

扇風機  
石油ファンヒーター 11円
ガスファンヒーター 13円
やや水分発生
電気セラミックファンヒーター 28円
コンプレッサー式除湿機 3円
デシカント式除湿機 15円
気化熱式加湿器 4円

エアコンは様々な家電製品の中で消費電力が大きいことは間違いありません。

しかし、空調において、加湿以外で同じ効果を得るためにエアコン以外の空調家電を使うと、たくさんの種類と台数の家電製品が必要であり、しかも電気代が高くなってしまうのです。

つまり、空調家電はエアコンと加湿器で十分ということです。

ネット情報はアフィリエイトばっかで嘘まみれ

電気代を抑えるに、エアコンは部屋の広さ以上の畳数モデルを選びましょう。

たいていのネット記事にはこんなことが書かれています。果たしてそれは本当なのか?

そもそも、「エアコンの選び方」に関するネット記事は、自分のページでアマゾン等の広告を載せて成果報酬として売上の一部を得るためのもの(アフィリエイト)です。そのために、できるだけ高いモデルをおすすめして、少しでも多く儲けようとするのです。こんな記事信じられますか?私は信じません。

過剰性能を持っている

エアコンは適度な条件で最大燃費になるように設計されています。車が時速60km程度で運転するのが一番が燃費が良いように、エアコンも弱すぎても強すぎても燃費が悪くなります。

それでは、市販のエアコンのパワーや燃費はどのように設計されているか?エアコンのパワーは、「6畳用(木造6畳・鉄筋8畳)」のように表現されています。「うちは木造だから、実際の畳数よりひと回り大きい方が安心だな」なんて思う人もいるでしょう。これは大きな間違い。

そもそも、この畳数表記のもとになる規格は、「東京都の無断熱木造住宅」をモデルにして1964年に制定されたものであり、現在の住宅で使用した場合は、過剰な性能になっているのです。1964年に存在していた木造6畳と、高気密高断熱の新築マンションの8畳で同じスペックが必要なわけはないですよね。

定格時の運転が一番消費電力が少ない

エアコンは定格時の運転が一番消費電力が少ないように設計されています。つまり、10畳用モデルは、無断熱木造10畳で運転するときに一番燃費が低く、それ以上狭くても、高断熱でも燃費が悪くなるのです。酷い話です。

畳数が大きくなると製品は高く、燃費は低く

ランニングコストはやや上がりますが、イニシャルコストが異常にあがってしまいます。

高機能機種になると14畳用以上は実質的にほとんど同じ機種です。畳数が大きくなっても、ほとんど同じ部品を使用しています。

実際に、某エアコンメーカーにエンジニアとして働く友人にそれとなく確認したところ、「だいたいそんな感じ」と言われました。友人くん、晒してごめんなさい。

技術者・経営者の目線から考えてみる

経営者は貧民層からも富裕層からも利益を得たいので、上位機種、中位機種、下位機種のハードが異なる製品グレードを分類して販売するマーケティング戦略を練ります。名ばかりの機能を大々的に宣伝して不安を煽って、できるだけ高位機種へ誘導します。そして、できるだけ大きい畳数へ誘導します。

しかし、一般にエアコンは10年ほど使用されているようなので、ぼったくったところで、スマートフォンほど活発な研究費は捻出できません。

そこで、技術者は、ハード(エアコン本体)を作り分けるのは製造コストが上がるため、上位機種・中位機種・下位機種はハードで一部を作り分けるものの、同位機種内ではハードはほぼ同じでソフト(制御方法)で畳数ごとに分類します。

少し過剰に表現していますが、概ねあっていると思います。

下位機種は型落ちがオススメ

下位機種に関してはほとんどがマイナーチェンジであることが多いです。そのため、最新機種と型落ち機種でそこまでの違いはありませんので、型落ち機種が出ていればそちらの購入を検討するのがおすすめです。そもそも、新モデルとして高く売るために、毎年新しいモデルを出しているに過ぎません。

オススメの機種

東北、北海道などの寒い地域では話は別ですが、基本的に以下のシリーズがおすすめです。

三菱電機 霧ヶ峰 GEシリーズ

この機種のすごいところは、前面のパネルをすべて取り外せるところです。フィルター部がむき出しになるため、掃除機などでのお手入れもしやすく、外した前面パネルに関しては水洗いOK。乾かしてもとに戻すだけで清潔な状態をキープできます。きれい好きな方はもちろん、少々面倒くさがりの方でも手軽にお掃除できるためおすすめです。

ダイキン Eシリーズ

エアコンとしての標準機能が抑えられており、(当てにならないけど)水内部クリーン機能も備わっています。

この下位機種でも0.5℃単位の温度設定、9段階のドライ選択ができます(霧ヶ峰 GEシリーズは1℃単位の温度設定、3段階のドライ選択)。

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